経営者が「在庫をしぼれ」と言ったら その3

在庫月数 その2

 

在庫月数は

在庫月数=月末在庫金額(薬価)÷その月の処方せんの薬剤料

 

で表されるのだけど、ここでひとつポイントがある。

 

数式の在庫金額が納入価でなく、薬価になっている。

 

資金繰りを厳密に管理するならば、この式に代入すべきは納入価なのだけど。

おそらく、納入価は変更されることが多いし、正確に計算するのが難しいので、

各薬局の在庫状況を把握するには、薬価の方が都合がいいのだろう。

 

が、このことで弊害もある。

納入価が安いからといって、月末に無駄に在庫を抱えすぎると、

経営者から見ると、在庫がふくらんでいるように見えてしまう。

 

納入価が安いからと言って、経営者に相談なしに大量購入しないことだ。

 

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オサ
著者:オーサーと申します。  大学病院の薬剤師、薬学部の職員を経て、今は北海道の薬局で管理者をしています。今度第二子が産まれます。  分かりやすい文章を第一に考え、ここでは小説のような、極力平易な文章で書くことにしました。  また文中では、我々が在庫管理を使用する場所のことを「現場」と書きます。基本的には「現場」=「採用品目数1000品目以下の調剤薬局」のことを想定して書いていますが、「病棟」「病院の薬剤科」などに置き換えてもある程度読めるよう、配慮して書きます。

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